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祝 国立大学2名合格

 令和3年度サッカー部卒業生の2名が国立大学に現役合格しました。3年間学業と部活動の両立を貫き、努力し続けた結果です。今後の活躍に期待しています、おめでとうございます。

 

片山京祐さん 岐阜大学(FCフォレスタ関ー緑ヶ丘中出身):写真左

 「入学した時から、良い進路先にいきたいという思いがありました。入学時に進学グループに入り、数学や英語の補習を受けることを先生に薦められましたが、それでは部活動をする時間が制限されてしまいます。関商工高校のサッカー部で本気でサッカーをしたいという思いがあった為、進学グループには入らず自分で勉強をしました。放課後はサッカーに集中するため、授業では誰よりも集中して話を聞きました。岐阜大学を志望するようになったのは2年生の冬頃からです。進学グループの先生にお願いをして、補習ではなく課題をいただき、自分で勉強を進め分からないところを先生に質問する形で勉強しました。部活動を終えて帰宅した後、少しずつ勉強しました。本格的に本腰を入れて勉強を始めたのは3年生の夏からです。休みの日には1日10時間以上、共通テスト直前期には、起きている時はほとんど勉強をしていました。模試の点数があまり良くなく、このままサッカーを続けていいのかと思うこともありましたが、選手権までやり切りました。途中で辞めなくて本当に良かったと思います。部活動と勉強を両立し、岐阜大学に合格できたことは自信に思っています。岐阜大学では機械について深く学び、将来は自動車の研究開発の仕事をしたいと思っています。これから関商工サッカー部OBとして誇れるようなことをしていきたいです。」

 

土屋幸平さん 滋賀大学(FCフォレスタ関ー津保川中出身):写真右

 「入学時から大学へ進学したいという気持ちがあって、関商工の商業科にある進学クラスを選択しました。進学する上で、検定はとても重要だったので日々の授業を集中して取り組み、多くの資格を取得しました。部活動にも手を抜かず取り組むために日頃の授業から真剣に取り組み文武両道できるように心掛けていました。志望校を滋賀大学に決めたのは、3年生の7月頃です。理由は進学クラスで滋賀大学に見学に行った時、大学の雰囲気や教授の説明、大学で学べる内容に興味を持ったからです。夏休み頃から志望理由書を書き始め、国語の先生に添削していただき何度も書き直しを行いました。志望理由書がある程度完成したら過去問を何度も解きました。滋賀大学は小論文が入試で課せられるのと、読み取る資料に英文が含まれているため英語の文章を読み取る力も求められる難しい問題でした。初めは全く理解ができなかったけれど、過去問を解いて分からない英語を調べたり、国語の先生と英語の先生からアドバイスをいただきながら一生懸命取り組みました。小論文は入試1週間前、毎日過去問を解き、先生に添削していただくのを繰り返しました。最後まで諦めずに取り組み、滋賀大学に合格できた時は嬉しかったです。部活動との両立はとても大変でしたが、途中で辞めることなく選手権までやり遂げることができたので良かったです。滋賀大学では経済や企業の会計についての学びを深めたいと思っています。そして将来は多くの企業を経営の面から支えられるような仕事に就きたいと考えています。関商工サッカー部OBという誇りを持って、これから多くのことに挑戦していきたいです。」